【剣盾S7シングル使用構築 最終548位/1921】 純正バンドリ補完
【はじめに】
こんにちは、ガイアです。
剣盾DLC前最後のシーズンお疲れさまでした。
最終548位ということで成績はまずまずといったところですが、s1からs7まで使い続けた構築であるということを踏まえ、自分のための記録として改めて記事を書くことにしました。
以下常体
【構築経緯】
s7序盤に突如として解禁され環境を激変させた夢エースバーン、これを中心とした構築に対して従来私が使用していた鬼たたドラパ+バンドリの砂展開が自然に優位を取れるのではないかと考え、その3匹を軸に改めて補完しなおした。
初手に出しやすくエースバーン・ゴリランダー双方に戦いを有利に展開できる電磁波おにたたドラパ、純正砂ではおなじみのさらさら岩特殊バンギ、エースの珠ドリュウズの3匹を基軸とする。
エースのドリュウズでは倒せないポケモンであるブラッキー・バルジーナ等の物理受け入りの構築に対する第2のエースとしてラムキッス、パーティ単位で厳しいラプラス・水ロトム・アシレーヌといった水特殊勢への駒としてチョッキロトム、最後に相手側のギャラドス・砂ドリュウズ展開、および初手ヒヒダルマへの対策として威嚇ギャラドスを入れて完成。
【個体紹介】
バンギラス@さらさら岩 砂おこし
控えめHC252s6
ステルスロック/あくのはどう/かえんほうしゃ/ハイドロポンプ
砂始動+ステロ撒き要員。前期と異なりハイドロポンプを採用している。これは、エースバーンの影響で増加したカバルドンに対する打点である。一般的なHB回復実カバルドンに対し、あくのはどうが36.7%~43.7%、ハイドロポンプが67.9%~80.0%入るので、回復実を発動させずに2発で倒すことが出来る。受け出しされることも多く、アドバンテージを取りやすかった。従来の役割であったナットレイ焼却に関しては、オッカのみが増加したのと、順位が上がれば上がるほどしっかりと警戒されるようになり難しくなった。
ドリュウズ@いのちのたま すなかき
陽気AS252B4
おなじみのエース。立ち回りの柔軟さを重視して今回は陽気で採用した。やはり火力の物足りなさが目立つが致し方ない。
アーマーガア+ピクシーのような並びに対しては、1回目のピクシー対面で剣舞を押すことで崩すことが出来る。
ドラパルト@食べ残し のろわれボディ
臆病 h220 b196 s92
調整意図
h 16n+1
s 最速エースバーン+3
b 余り
でんじは/おにび/みがわり/たたりめ
エースバーン対策+受け誤魔化し+初手要員。
でんじは+おにびによって誤魔化せる範囲が広い。竜技を切っていることによってカビゴン・ホルードが厳しくなるが、環境から減っているので問題はなかった。
エースバーン、ドヒドイデ、ゴリランダーなどといった環境上位に対して有利なのが強み、かなり不利なポケモンでも電磁波+一発耐えで十分仕事ができる。エースバーン対面について、引きに電磁波が通る場合電磁波安定である。その後は身代わり連打で基本安定する。火炎ボール連打が若干怪しいが、命中不安+しびれで大体誤魔化しきれる。
ダイマックス適性が恐ろしく低いので注意が必要。
トゲキッス@ラムのみ てんのめぐみ
控えめ cs252h4
ごくごく普通のトゲキッス。完全にドリュウズが選出できない時用。当初はHSベースアッキで運用していたが、シャインがないと水ロトムが重すぎて選出できなかったので通常のCSキッスにした。しかし、ラム悪だくみで受けに強いのはいいのだが、受け対策は表選出で十分なため少々ちぐはぐになってしまい、やはり選出機会は少なかった。このトゲキッスをもっとピッタリハマる型にしておけば、もっと勝てたのかもしれない。
控えめ H252 c148 s108
調整意図
h ぶっぱ
c 余り
補完枠。役割範囲には強めだが、出し負けやサイクル負けをしてしまうと一瞬で過労死してしまうなんとも言えないポケモンだった。採用理由的には受け出ししたいのだが、その後の2サイクル目では打ち勝てるか微妙なラインまで体力が押し込まれるようなシーンが多い。ゴリランダー爆増の影響もあって後半はほぼ置物であった。
ギャラドス@オボンのみ いかく
h192 b252 s60
調整意図(テンプレ流用)
h-b 珠特化ギャラのダイジェット2耐え
s +1でミミッキュ抜き
流行の威嚇ギャラドス。使用当初はいかく+ウィップが読まれにくくとても強かったのだが、シーズン後半はいかく+草技の警戒・不意の雷技の増加・で少々立ち位置が厳しくなった。とびはねるの枠はちょうはつと入れ替えて使用していた。どちらも一長一短だが、この構築では全体的に火力が不足しているため、ダイジェットで一応はエースになれるとびはねるの方が総合的には使いやすかった。すさまじい耐久に加えてダイマックス適性もありとやれることは多い。
【選出】
基本選出
ドラパ+バンギで削りドリュウズをエースとして抜いていくシンプルな選出。
カバルドンやアシレーヌ、ヒヒダルマ入りなどドラパが厳しい初手ポケモンがいる構築にはこの選出。ギャラのいかくでバンギ引きがしやすくなるのも◎。
ラプラス+アッキミミッキュへのカウンター意識の選出。水ロトムのパワーの低さゆえに初手で出し負けると即座にゲームに負けてしまうのが弱点。
ドラパルト+トゲキッス@1
ドリュウズで抜いていくのが厳しいときに、ドラパで起点を作ってキッスで抜いていく。ドラパの電磁波・トゲキッスのエアスラ等誤魔化し要素が多い。
オーロンゲ入りに対する足掻き。たまに勝てる。
【厳しいポケモン】
オーロンゲ・・・処理ルートがあまりにも少なく、何度も行動を許してしまう。打点があるドリュウズキッスはしっぽトリックでゲーム敗北ととても厳しい。
ギルガルド・・・襷想定だと初手水ロトムを選出しなければいけなくなり、出し負けるとゲームに負ける。当然ほかのポケモンが対面してしまっても1.5匹持っていかれてから戦うことになる。オーロンゲほどではないが厳しい相手である。
ニンフィア・・・ドリュウズでなければ処理できないが、ドリュウズを消耗させるとスイープされやすくなるため受けだしにくく厳しい相手。うまいこと砂下でドリと対面させられれば勝利できる可能性はある。
【あとがき】
剣盾シーズンの大きな区切りであるシーズン7で、納得のいく結果を出せなかったのは悔しかった。同時に、それなりに勝てたs1でも最終500位程度だったこともあり、一つの壁を感じた。アップデート後は、その壁を超えるべくストイックにプレイしていきたいと思う。