ポケモン剣盾シングルS8 最終4695位 使用した構築原案と課題
だいたいこういった記事はうまくいった気持ちよさに任せて書くものだが、今回は大きく負け込んだことの原因を突き止めるべく、さらには手ごたえのあった構築原案をブラッシュアップしてもらうべく筆をとることにした。順位があまりにも低いうえにほぼ自己満足の日記のようなもので見てもらう価値があるとは言い難いが、自分の思考整理と記録を兼ねて、そして淡い期待を込めつつ書いていこうと思う。
【雑記】
環境が大きく刷新されたシーズン8、序盤は使い慣れたの並びを使用するも、もともと厳しい
の大流行、
の処理ルートの乏しさ、そもそもの
への
による圧倒的な選出圧力といった逆風に次ぐ逆風で全く勝率を伸ばせなかった。(10000位くらい)
は物理受け環境に対して火力が足りないと考え意地っ張りにすると+1最速エースバーンが抜けず特有の切り返しができなくなるというジレンマを抱えており、泣きながら陽気個体を使用していた。こういう細かい部分も含めて使いにくくなってしまった。
その反省から自分が@2を使う側になろうと(型はテンプレ流用)王道のサイクル構築を組み挑戦するも、サイクル構築が下手なのとほぼすべてテンプレで構成されているという読まれやすさもあり構築全体の良し悪しすら判断できずこれまた負けこんでしまう。
この時にはやエレキボール
入りの構築が増えており、散々ボコボコにされた。メタゲームから一歩遅れていたのかもしれない。
(20000位くらいまで落とした)
ここからが本題。最終日付近に頭をひねって考えた構築の原案である。構成自体は手ごたえを感じたが、構築を詰め切るところまでいけず2500位ほどが限界だった。今回はこの構成を紹介し、できれば改善案を頂きたいと持っている。
【弱点保険バトンドラパ軸ギミック】
ドラパルト@弱点保険 クリアボディ
臆病 H252B124D132
調整意図 Hなるべく素で弱点保険発動の機会が出来るよう全振り
BD振り分け(DL対策)
S 耐久振り分け前提で最速100族抜きまでsに振る場合大体S補正無振りの方が数字の効率が良い 補正無振りで108族+1
鬼火/たたりめ/光の壁/バトンタッチ
本来対面不利であるを見えない構成で起点にするドラパルト。このほか
といった本来不利なポケモンを起点に展開を行うことが出来る。また、鬼たたで本来の役割対象である
などの物理アタッカーと撃ち合えるギリギリの汎用性を確保している。弱点保険バトン構想の弱点であったバトン際のバトン先への負担が大きすぎる点を火力半減によって解消している。この型を思いついたときは天才なんじゃないかと思ったが、現実はそう甘くはなかった。(ギミック自体は結構な頻度で成立する。)
エースバーン(キョダイ)@命の珠 リベロ
陽気 AS252D4
飛び膝蹴り/火炎ボール/飛び跳ねる/不意打ち
バトンエースその1。フェアリー・氷を半減できドラパルトのバトン展開とある程度補完が取れており負担を軽減しやすい。ありふれた型だがその抜き性能はすさまじく、超高火力一致技を放ちながら本来バトンパの障害であった大抵の受けポケ、ばけのかわ、頑丈を貫通できる。元のSが高いため無理をしてダイジェットを積む必要がなく、1ターン普通に殴るという立ち回りが視野に入れられる。ダイマックスが切れた後も上から高火力技や飛び跳ねるを押し付けることが出来るため裏のダイマックスにも強く、エースとして満点である。さらに、テンプレのため汎用性が高く対面選出にも関わることが出来る。このポケモンやっぱりすごい。
トゲキッス@ピントレンズ きょううん
臆病 CS252H4
第2のエース。特殊一致ジェットによるエース性能を素直に評価したほか、命の珠が持たせられない中で倍率の高い火力補強が出来るポケモンということで採用した。
で貫通できない
を意識し最速+フェアリー技の構成。H振り
を+2ダイジェット急所で一発で処理することが出来る。展開が決まってダイマックスした際は強いが、単体での性能はそこそこ。
ミミッキュ@アッキのみ ばけのかわ
意地 A252HBS調整(忘れた)
テンプレアッキミミ。戦いの展開として先にダイマを切る関係上後処理が必要な場面が多かったため雑に投入。十分強いがもともと重めのに隙を見せるのがかなり厳しかった。
ここまでの4匹を確定枠として残りは適当になどを使っていた。特に、初手ダイマポリ2から裏エースバーンミミッキュで詰めていく対面選出は裏選出としてなかなか使い勝手が良かった。
並びの課題として
1.初手電磁波展開に弱い
2.に対する
のステロあくび展開に耐性がない
3.を筆頭に受け一辺倒のポケモンに対する処理ルートが少ない
1.2.3.を総括して状態異常を起点とした展開に弱い
4.以外の初手ステロ展開系統も概ねきつい
5.初手対面でダイジェットを打たれると大きく後手に回る。
4.5.を合わせて裏から丁寧にを通されるとお手上げ
6.電気の一貫があるためロトム系統以外の電気ポケモン展開に不利を取る(ロトムはよく悪波から入ってくれるためむしろ展開しやすい。)
他にも課題は多くあるが、大きなものは以上である。
~以下敬体~
これらを綺麗に解決できる残り2匹および確定枠4匹の型変更の提案、大枠のアドバイス、この原案がそもそもカスというお叱り等、どんなコメントでもお待ちしてます。
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